統計検定3級(JSSC)ってどうなの?

統計

こんにちは。d1です。

今回はサイエンススキルに分類した「統計検定」について書いていきたいと思う。

2020年の5月に統計検定3級に合格し、上位資格2級にも2020年8月に合格しているので、3級と2級の難易度の違いや勉強法について具体的に書いていきたい。今後受験されることを検討する方に参考にしていただきたい。

統計検定の難易度は?

統計検定3級については仕事や学業の中でグラフ、表の数値を読みとる機会がある、エクセルで棒グラフ、折れ線グラフをつかって誰かに説明をすることがある、ような人にとってはちゃんと勉強すれば短期間でも合格できる難易度である。私は仕事柄ひとが作った資料を読む機会が多少なりともあるし、簡単なグラフ、表ならエクセルでつくれる。大学センター試験の数学ⅠAのほうがよっぽど難しいと思う。

統計検定の概要は?

試験概要については、まず一般財団法人統計質保証推進協会の公式ホームページを見ていただくほうがよい。

統計検定公式HP https://www.toukei-kentei.jp/about/

具体的な内容の中でも重要度が高いのは

①データの散らばりの指標(四分位数、四分位範囲、分散、標準偏差、変動係数)

②データの散らばりのグラフ表現(箱ひげ図、はずれ値)

➂相関と回帰(散布図、擬相関、相関係数、相関と因果、回帰直線)

④確率(独立な試行、条件付き確率)

あたりだと感じた。①と②は一度解き方を見れば、選択式の問題形式もあるので直感的に答えが分かる場合も多いのでしっかり得点をとっておきたい。➂もグラフなどからぼんやりと答えが分かる場合が多いが、いざ計算をして確実に答えだと確信をもつのは意外と時間がかかったりした覚えがある。④は数学Aの範囲かと思うが、分からないひとはどうにも分からないらしい。条件付き確率は実生活では意外と適用する範囲があるはずだが、いざ確率を計算しろといわれると困惑する場合があるのでしっかり押さえておきたい。

そのほか

⑤確率分布(確率変数の平均・分散、二項分布、正規分布、二項分布の正規近似)

⑥統計的な推測(母平均・母比率の標本分布、区間推定、仮説検定)

あたりも重要な分野になるが、文系の私たちにはぐっと抵抗感が増す分野になってくる。実を言うと合格した2020年の5月の直前、2020年4月に統計検定3級の出題範囲に追加された範囲で、統計検定3級受験時点ではよくわからない状態だった。ここで多少点数を落としても、他の分野でしっかり点がとれれば合格に差し支えはない。

試験形式は?

次回、2021年6月20日(日)に行われる試験は4~5肢選択問題(マークシート)。もしくは日本各地にある指定会場でコンピュータ上で受験し、回答後すぐに合否を知ることができるCBT方式がある。私は住んでいる地域が試験会場から遠いこと、コロナの不安があったことからCBT方式を選択した。個人的にはコンピュータ上の試験は集中力が続かないことが多く可能であればマークシート方式で受験したかったが、なんとか1度で合格することができた。

コロナの影響もあり様々な資格試験にCBT方式が導入されつつあるので未経験の方がいれば、統計検定3級で場慣れしておいてもよいかと思う。

勉強時間は?

勉強時間記録を見ると3月:6時間、4月:14時間、5月:6時間と合計26時間で合格に至っている。勉強する日もあれば、しない日もあるという感じだったのでちゃんと毎日2時間ほど勉強時間を確保できれば、半月ほどで合格できると思う。数学が好きだ!という文系の方はもう少し短期間での勉強で合格も十分に可能だと思う。暗記という感じではなく、理解のほうが重要なので毎日細切れに時間を確保するよりも2~3時間を固めて確保するのが理想。

勉強教材は?

まずはこれ。

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マンガでわかる統計学 [ 高橋信 ]
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周囲の目が少し気になる表紙だが、内容も簡単なストーリにそって基本的な事項に沿って説明されるので最初の1冊としては非常に読みやすいもの。例題の解答もしっかりしていけば基礎的な部分はしっかり押さえらえる。ただ、後半へと読み進めるうちにストーリで簡単に説明することが少なくなっていた印象。最後まで「マンガでわかる」という言葉どおり頑張ってほしかった。

次にこれ。過去問。


検定試験において過去問は必須なので上のマンガでの理解だけで問題に挑み実力を試しておくことがおすすめ。ただ残念ながら個人的には解説が不十分なところもあったので、解説のなかからキーワードを抜粋し、WEBで関連ページを流し読みしながら理解を深めたいところ。私だけかもしれないが4級ページはいらないから値段を半額にしてくれと思わないでもない。

最後にこれ。

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統計学入門 (基礎統計学) [ 東京大学 ]
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ネットで統計検定の対策本を検索すると大抵でてくる教科書がこれ。the文系の私にとっては全く持ってお勧めはできない。序盤は多少堅苦しいところはありつつも読み進められるが途中から、数式がたくさん出てきて拒否反応が出てきてしまう。一応、3級受験時点で所持はしていたが、あまり参考にはしなかった。が、統計検定2級を受験するまでにはある程度理解ができるようにしておくので手始めに3級という方は、先に購入しておいても問題ないと思う。

で最後に一番良い教材はコチラ。

BellCurve 統計WEB https://bellcurve.jp/statistics/course/

上記で3つの書籍を紹介したが文句なしで一番わかりやすいのはBellCurve 統計WEBだった。マンガでわかる統計学を一回読んだあとは繰り返し統計WEBで理解をしていく、そして過去問を何周か解く、それが一番効率のよい学習方法だと思う。

デジタル人材に必要?

ビックデータやディープラーニングという技術の背景には大量のデータが存在するわけなので統計的な落とし穴にはまらないためにも一定の統計学の知識は必要だと思う。なんとなくだが、これを避けると確実になんちゃってデジタル人材になってしまうと感じた。以下のとおり数字は苦手だという文系の方にも勉強したほうが良いと思える理由があるのでぜひ頑張ってほしい。

  • 統計3級は基礎的なグラフ、表から情報を読み取る力が問われるため統計の基礎が見につく
  • デジタル技術には少なからず統計の知識がバックグラウンドにある
  • 統計検定2級と比較すると計算問題を解答できなくとも合格ラインに達することができる

統計検定3級に合格し、ニガテ意識があれば「一応最低限の統計知識はあるから、、、」と3級取得で終わればよいし、ニガテ意識なくもう少し勉強してもよいかなと思えば、2級を目指せばよいと思う。

ではでは。

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